ラ・テュルビーに行きました
「地球の歩き方」にはいつも驚かされます。
たとえば「中欧」みたいな多くの事柄を取り上げる冊子の場合、
各国の代表的な地名、観光地を取り上げてくれていますし、
それに全ての国を抜け目なく網羅しているので、結構な厚さになります。
その分、もう少し焦点の当たった冊子だとすごい。
こんなところまで載っているのかと驚くほどすごい情報量があります。
今回のラ・テュルビーは「南仏プロヴァンス コート・ダジュール&モナコ」に記載されています。
特にミシュラン二つ星のお店オステルリー・ジェローム / Hostellerie Jérômeが、
ホテルとしても、レストランとしても、また姉妹店のレストランまでも記載されています。
たまたまこの近くを旅行する際に気になっていたので予約してみました。
まずは姉妹店レストランの方から。
Restaurant Café de La Fontaine
Restaurant Café de La Fontaine
ウェブサイトなし
4 Avenue du Général de Gaulle, 06320 La Turbie, France
TEL: +33 4 93 28 52 79
営業時間: 昼 11:00〜15:30 / 夜 18:00〜23:00
定休日なし
オススメ度:☆☆☆☆ (当たりメニューに出会えば最高です。)
店の雰囲気:☆☆☆☆ (ローカルフレンチという感じ。)
二つ星レストランの姉妹店とはいえ、ホントに普通の田舎のレストランです。
寧ろ姉妹店だなんて特に記載されている訳ではないので、言われない限り気付かなさそう。
我々は先にホテルに荷物を預けさせていただいた時に、
中にいた方がウェイターを見掛けたので、同じ資本のお店と分かりました。
ちなみに日本人のウェイターさんもたまたまいらっしゃいました。
シェフも日本人がいるそうですね。
ちなみに、こちら自体もミシュラン掲載店です。
特にビブグルマンマークが付いている、リーズナブルな価格帯のお店。
さてさて、店内はこんな感じ。
あまり広くないですが、結構テーブルがあるので、外の席も含めて40〜50人ほどは入ります。
我々は開店直後の12時半頃に行きましたので(しかも金曜昼)、まだそこまで人はいませんでした。
ただ時間が経てば経つほどお客さんが増えていきます。
決まった席に座る人もいるようで、おそらく常連さんもいるのでしょう。
メニューは手渡されますが、黒板にもあります。
(残念ながらフランス語のみ・・・でもウェイターが英語に直してくれました)
我々は一品のみ食べました。
(すみません、メニューの名前覚えられず。。。)
個人的に、妻が選んだ方が私の好みでした。
鶏肉にソースがかかっていて、マッシュドポテト添え。
私のはこちら、ステーキ。
正直、イタリアの町の片隅のタベルナとかでも食べられるシロモノですが、
そこはさすがフレンチ、お肉の柔らかさや、味付けがしっかり整っています。
特にバターベースのソースを絡めて食べるとこれまた味わい深い。
我々は普段イタリア料理をよく食べているので、久しぶりのフレンチテイストに、
胸ならぬ胃を踊らせておりました。
イタリア料理を、素材の味を主としてそのままに美味しい料理とすると、
フランス料理は、素材の味から別の味を引き立てる美味しい料理かと思いました。
最後に
ラ・テュルビー自体は小さな村です。
観光地としても、まぁ1時間あれば楽しめる、そんな村ですが、
お昼ご飯、夜ご飯を食べがてらに来るだけでも価値があります。
有名なエズも近いですし、ニースからも車で30分以内、モナコ公国を見下ろせる景色、
これだけでも南仏で行くべきところの一つになるかと思います。
是非チェックしてみてください。